【お客様】沖ヨガの龍村修先生ご来館
11月28日に、NPO法人 沖ヨガ協会の理事長、龍村修先生にご訪問いただきました。
龍村先生は、日本におけるヨガの草分け的指導者である沖正弘先生のご高弟で沖ヨガの継承・普及で世界的に活躍されている方です。
今回は来年、沖先生の生誕100周年を向かえるにあたっての資料探しにご訪問いただきました。
沖ヨガは、現在流行する欧米諸国から入ってきた運動的ポーズのみに着目されるヨガとは一線を画し、心、身、食、息、生活、環境のすべてを改善し、心身のバランスを回復し、自己能力を開発する総合的なヨガで、その成立において、沖先生が桜沢如一に出会って影響を受けたことが大きいといわれています。
沖先生は、1951年から55年にかけてユネスコのボランティアでインドに滞在中、ちょうど世界無銭武者旅行でインドに来ていた桜沢と初対面したそうです。
その後、日本でMIの道場長を務めたり、1964年には南仏でのキャンプを取り仕切ったり、桜沢の死後は精神文化オリンピック開催にも尽力したりしました。
その当時の写真も資料室に残っていて、今回データを提供させていただくことになりました。
沖ヨガのベースには、今でもマクロビオティックが息づいていて、玄米菜食を中心とした陰陽理論は、生活の基本となっているそうです。
龍村先生は、本来のヨガは単なる運動的ヨガだけではなく生活の中から真理を探究する哲学であり、これからはもっとその哲学の部分を未来に伝えていく必要があるといわれました。
それは今のマクロビオティックも同じです。単なる食べ方ではなく総合哲学としてのマクロビオティックを伝えるために、これから沖ヨガとの様々な連携をしていきたいと思います。
NPO法人 沖ヨガ協会
http://okiyoga.com/