生誕記念イベント「桜沢如一の思想と生涯」を開催しました!
10月18日は桜沢如一の127回目の誕生日でした。
資料室では、今年3月からの新型コロナウイルスのための活動休止期間を経たこの日、生誕イベントとして『写真と資料で振り返る桜沢如一の思想と生涯』を開催しました。
10月からの活動再開にあたって、桜沢先生の一生を振り返えり、あらためて活動の意義を見つけていこうという趣旨でしたが、直前の告知にも関わらず会場リアル参加の10名、ZOOM参加の27名と多くの方に参加いただけました。
ZOOMは北海道から沖縄までの全国各地、アメリカのウィスコンシン州、カルフォルニア州など夜中にも関わらずご参加いただきました。
最初に資料室の成り立ちと紹介の後、桜沢先生の人生を「幼年期・少年期」「青年期」「壮年期」「中年期」「老年期」「晩年期」の6つのカテゴリーに分け、それぞれの時代背景、桜沢先生の行動、出版物、そして思想展開を写真や資料を参照しつつ解説をしていきました。
パワーポイントのページ100枚を超える貴重な資料室所蔵の写真や資料でよみがえるダイナミックでドラマチックな桜沢先生の人生を楽しみました。
最後にこれまた貴重な桜沢先生の動く映像を鑑賞し、約2時間半に及んだ発表は終わり、その後はZOOM参加者と会場参加者での交流会を行いました。
会場では、資料室写真整理プロジェクトのリーダー、加藤ゐくこ先生から、お砂糖の甘みを加えずに枸杞の実だけで渋皮煮と月桃の葉に乗せて「金木犀塩」を振りかけた大根餅の差入れがありました。
今回このスライドショーを制作するにあたって、資料の出自が不明なものが多く、またそれらを語れる方々がもうこの世にほとんど残っていない現実をあらためて感じました。
出来るだけ早く、資料の年代別整理の必要性をヒシヒシと感じました。
このスライドショーはまた別の機会に再演したいと考えています。
次回11月の資料室の活動は、日程が決まり次第お知らせ致します。
今回ご参加いただいた皆様本当にありがとうございました。
レポート制作
桜沢如一資料室 高桑智雄